失敗しない、マーガリンで簡単に作れる「シュークリーム」です。香り豊かな手作りの「シュー生地」は、トースターでじっくりと焼くことで皮がパリッと焼き上がり食べ応えも満点。電子レンジで作れるカスタードクリームを詰めて、まるで洋菓子店のような本格的な「シュークリーム」が作れます。
他にもお勧めのレシピをご紹介しています。
トースターで簡単に焼ける 幸せ「焼き菓子」の作り方は以下を参照ください。
「トースターで簡単に焼ける 幸せ「焼き菓子」の始め方 コツとレシピ48」
1ランクアップのコツ
・生地の水分量を少な目に調整してトースターでじっくりと時間を掛けて焼くことで、失敗せずに焼き上がる
手作りの「シュークリーム」は材料はシンプルなものの、実は失敗する可能性の高い難易度の高い「焼き菓子」でもあります。
「生地」が膨らまなかったり、冷えると萎んでしまったりするのが代表的な失敗例ですが、「生地の水分量が多すぎること」「生地の中までしっかりと火が入らないこと」が主な原因です。水分量を少な目にした「生地」を、トースターの「弱」でしっかりと時間を掛けて焼くことで、中までしっかりと火が入った、パリッとした絶品の「シュー生地」に焼き上がります。
材料(4個)
カスタードクリーム
卵黄 2個
グラニュー糖 おおさじ4
薄力粉 おおさじ2
牛乳(濃いめ) 270ml
コーヒー用のクリーム 2個
バニラエッセンス 適量
生地
薄力粉 おおさじ9
マーガリン おおさじ4
水 おおさじ8
たまご 2個
作り方
1 カスタードクリームのベースを合わせる
耐熱の器に卵黄(2個)、グラニュー糖(おおさじ4)を合わせて、泡だて器で混ぜ合わせます。薄力粉(おおさじ2)を加えて、粉っぽさがなくなるまでよく混ぜ合わせます。
2 ベースを牛乳で伸ばす
<1>のベースに牛乳(270ml)を加えます。最初は少しづつ加え、都度よく混ぜ合わせながら、ベースを完全に液体状にしていきます。最後にコクだしの為に、コーヒー用クリーム(2個)を加えます。
3 加熱してクリーム状にする
ラップをして、電子レンジ(600w)で2分30秒加熱します。取り出して軽く混ぜ合わせ、次に電子レンジ(600w)で1分30秒加熱します。取り出して軽く混ぜ合わせ、ゆるそうだったら追加で30秒加熱します。バニラエッセンスを数滴加えて混ぜたら、粗熱を取って冷蔵庫で冷やします。
4 シュー生地のベースを合わせる
薄力粉(おおさじ9)は振るっておきます。小鍋にマーガリン(おおさじ4)を入れて弱火に掛けて溶かし、水(おおさじ8)を加えます。
5 薄力粉を加えて生地を練る
火を止めて薄力粉を加えて、木ベラで練り合わせて一かたまりの生地状にします。再び弱火に掛けて軽く練り合わせて、ボールに生地を取り出します。
6 生地にたまごを合わせる
たまご(2個)を容器に割り入れ溶いておきます。<5>の生地にたまごを少しづつ加えながら、都度、木べらでよく混ぜ合わせます。
7 生地を絞り袋に入れて絞り出す
天板にクッキングシートをしいておきます。生地を絞り袋に入れて、外側から内側に向けて弧を描くようにしながら、段々と内側に行くほど高くなっていくように絞り出します。8個程度に分かれるように絞り出し、それぞれの真ん中を水を付けた指で軽く押さえて(飛び出している部分があると焦げやすい為)、霧吹きで軽く水を吹きかけます。
8 トースターで生地を焼き上げる
トースター弱(500W)で30分間焼きます。ワット数に違いがあれば、適宜焼き時間を調整してください。真中が焦げやすく端は火が通りにくいので、焦げが気になったら中心部にアルミホイルを被せて焦げを防ぎます。
9 粗熱を取り、クリームを挟み込む
焼き上がったらしばらくトースターの中で休ませて、取り出したら生地を上下に割る様に端付近までナイフを入れて、生地を開いて、<3>のクリームをスプーンで掬ってたっぷりと挟みます。冷蔵庫で冷やしたクリームはしっかりと固まっているので、零れずにたっぷりと挟むことができます。
しっかりと存在感のあるシュー皮で、とてもリッチな味わいです。
料理に役立つ? ご参考情報
バターが無くてもマーガリンで代用することで、十分にコクのある美味しいお菓子を作ることができます。パイ生地やマドレーヌ 等も、マーガリンで作ることができます。
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