フライパンの揚げ焼きで簡単に作れるえび、なす、さつまいも、かき揚げの基本の「天ぷら」です。小麦粉とベーキングパウダーを合わせた卵なしの軽い衣を使い、じっくりと揚げ焼きにすることでカラッとした衣に揚がり、いくつでも食べられる「天ぷら」に仕上がります。
1ランクアップのコツ
・フライパンでじっくりと揚げ焼きにすることで、程よく水分が抜けたさっくりとした「天ぷら」に仕上がる
衣を付けた具材を下の面から焼いていき、ひっくり返す際に衣が足りない部分に衣を重ね塗りしてから焼くと、全面に衣を纏った「天ぷら」に仕上がります。具材の水分量を調整することがおいしさの秘訣ですが、揚げ焼きにすることで程よく水分が抜け、焼き目さっくりな失敗しらずの「天ぷら」の作り方をご紹介します。
材料(4名分)
具材
冷凍伸ばし剥きえび 10~12本
なす 2~3本
さつまいも 1/2本
にんじん 1/4本
玉ねぎ 1/8個
サラダ油 適量
衣
薄力粉 1カップ
ベーキングパウダー こさじ1
冷水 180ml
天つゆ
しょうゆ おおさじ2
みりん おおさじ1
酒 おおさじ1
作り方
1 冷凍えびを解凍する
冷凍えびを必要量取り出して、キッチンペーパーの上に置いて常温で解凍します。
2 野菜を切る
なす(2~3本)は縦半分に切り、斜め格子状になるように深さ5mm程の切り込みを入れて、さらに1片を2分割にします。さつまいも(1/2本)の端から端まで1.5cm幅で皮を剥き、1cmくらい間を開けて再度、端から端まで皮を剥くことで、ストライプ状に皮を残します。5mm程度の厚さに輪切りにします。にんじん(1/2本)の皮を剥き、3mm幅の千切りにします。玉ねぎ(1/8)個は薄切りにします。
3 かき揚げの材料を合わせる
ボール(小)に<2>のにんじんと玉ねぎを入れて、薄力粉(おおさじ1 ※分量外)を加えてざっくり混ぜておきます。
4 衣を合わせる
ボールに薄力粉(1カップ)、ベーキングパウダー(こさじ1)を入れて、冷水(180ml)を加えて混ぜ合わせます。
5 えびを揚げ焼きにする
フライパンにひたひたのサラダ油を引き、中弱火で熱します。えびを<4>の衣に浸して、フライパンに重ならないように並べます。えびの下側の衣が固まったら、はしでつついてフライパンから剥がします。えびの上側にはしで追加の衣をちょんちょんと乗せて、えびをひっくり返します。衣が固まったら、はしでつついてフライパンから剥がします。揚げ焼きにする分、衣がどうしても下に垂れてきたしまうので、ひっくり返す前に追い衣を付けることで、しっかりと衣をまとった天ぷらにすることができます。
6 なすを揚げ焼きにする
なすを<4>の衣に浸して、フライパンに重ならないように並べます。なすの下側の衣が固まったら、はしでつついてフライパンから剥がします。なすの上側にはしで追加の衣をちょんちょんと乗せて、なすをひっくり返します。衣が固まったら、はしでつついてフライパンから剥がします。なすが分厚い場合は、2分割にした断面を底にして立ててさらに火を入れていきます。
7 さつまいもを揚げ焼きにする
さつまいもを<4>の衣に浸して、フライパンに重ならないように並べます。さつまいもの下側の衣が固まったら、はしでつついてフライパンから剥がします。さつまいもの上側にはしで追加の衣をちょんちょんと乗せて、さつまいもをひっくり返します。衣が固まったら、はしでつついてフライパンから剥がします。
8 かき揚げを揚げ焼きにする
あまった衣を<3>のかき揚げの材料が入ったボールに加えて、ざっくりと混ぜ合わせます。生地をスプーンですくって、1/4づつを一かたまりにしてフライパンに並べます。生地の下側が固まったら、はしでつついてフライパンから剥がします。生地をひっくり返して、逆側が固まったらはしでつついてフライパンから剥がします。
9 天つゆを合わせる
小鍋にしょうゆ(おおさじ2)、みりん(おおさじ1)、酒(おおさじ1)を加えて、火に掛けて煮切ります。天ぷら盛り合わせに天つゆを添えて完成です。
素麺を添えて、食欲をそそる夏のランチが出来上がりました。
料理に役立つ? ご参考情報
揚げ物を少しでも手軽に作りたくて、フライパンで揚げ焼きにする「天ぷら」にトライしました。試行錯誤を経て、揚げ焼きでもサクッと軽い天ぷらが出来上がりました。えびは冷凍の「伸ばし剥きえび」を使うと、解凍してすぐに揚げることができるのでとってもらくちんです。
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