パイ生地を買わなくても、家庭にある材料とトースターで思ったよりも簡単に「アップルパイ」を作ることができます。シナモンが香る焼きたてパイを食べると格別のおいしさで、幸せな気持ちが沸いてきます。
他にもお勧めのレシピをご紹介しています。
トースターで簡単に焼ける 幸せ「焼き菓子」の作り方は以下を参照ください。
「トースターで簡単に焼ける 幸せ「焼き菓子」の始め方 コツとレシピ48」
1ランクアップのコツ
・「オーブントースター」があれば、サクサクの「手作りパイ生地」を焼き上げることができる
家庭で「パイ生地」から手作りすることは、「製菓用バター」を買って生地を捏ねて何度も折り返して伸ばしてとハードルが高く思われます。「オーブン」が無いと作れないとあきらめがちですが、どこの家庭にもある材料と調理器具で本格的でおいしい「アップルパイ」を作ることができます。
手作りならではの素朴な味の、何度もリピートしたくなる「アップルパイ」の作り方をご紹介します。
材料(1枚)
生地
強力粉 100g
塩 ひとつまみ
マーガリン 50g
冷水 60ml(おおさじ4)
具材・調味料
りんご 1個(大き目)
グラニュー糖 おおさじ2~3
シナモンパウダー 適量
マーガリン 適量
洋酒 こさじ1(ラム酒、ウイスキーなど)
作り方
1 生地の材料を冷やす
ボールに強力粉(100g)をふるって入れて、塩(ひとつまみ)を加えて冷蔵庫で冷やします。マーガリン(50g)をクッキングシートの上で1~1.5cm角に切り分け、冷凍庫で20分ほど冷やします。
2 生地を混ぜ合わせる
粉類とマーガリンを合わせて、ヘラ2本でマーガリンを刻むように混ぜ合わせます。たまにヘラでマーガリンをボールの底に押し付けながら混ぜ、最後に両手で粉を揉み合わせるようにして、粉とマーガリンを均等になじませます。
3 生地をまとめる
冷水をおおさじ1づつ、4回に分けて加えながらヘラで生地をまとめていきます。最後に手で軽くこねてひとまとまりにし、ラップで包んで冷蔵庫で1時間おきます。少しやわらかいかなと思うくらいが、焼き上がった時に固くならずに食べやすいです。
4 具材を切る
リンゴは8等分して芯と皮を取り、一片をさらに4枚にスライスします。
5 生地を伸ばす
クッキングシートの上に強力粉少々を打ち粉して、<3>の生地を手のひらの下側で伸ばし、2つ折りを繰り返して4つ折りにし、再度、手のひらの下側で伸ばし、2つ折りを繰り返して4つ折りにします。麺棒で伸ばして、直径40cmくらいの円形に広げていきます。なるべく薄く伸ばした方が、焼き上がりがクリスピーな感じでおいしく食べられます。
6 生地に具材を乗せる
生地全体にフォークで軽く穴を開けたら、グラニュー糖(おおさじ1弱)とシナモンパウダーを振りかけ、<4>のリンゴを中心から円を描くように並べていきます。所々、リンゴが重なり合うように並べていきます。生地の端が3cmくらい余るところまで並べます。
7 生地をたたんで成形する
余った生地をつまんで同一方向にひだを寄せながら、りんごの端に軽く掛かるように包んでいきます。
8 味を付ける
包み終えたら、グラニュー糖(おおさじ1弱)をリンゴを中心に端の生地にもかかるように振りかけます。端の生地にマーガリンを塗り、リンゴの上にもマーガリンを落とします。
9 トースターで焼く
トースター弱(500W)で1時間程度焼き上げます。ワット数に違いがあれば、適宜焼き時間を調整してください。焦げそうになってきたら、途中でアルミホイルを被せて焼くことで焦げを防止できます。
10 仕上げ
焼き上がったら、グラニュー糖(おおさじ1弱)とシナモンパウダーを振りかけ、グラニュー糖をなぞるように洋酒を振りかけます。
土曜のランチのデザートとして最高です!
料理に役立つ? ご参考情報
関連レシピ本のご紹介:
『はじめてでも絶対失敗しない いちばん作りたいお菓子の本』(小堀 紀代美さん)
基本の焼き菓子の作り方が分かりやすく載っており、入門に最適です。
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