「ブルームーン」はジンをベースにレモン果汁とフローラルな香りが印象的なリキュール「パルフェタムール」を合わせた、「叶わぬ恋」を表すバイオレットカラーが美しい「ショートカクテル」です。今回のレシピは材料に「卵白」を加えることで、口当たりがまろやかな優しい味に仕上げています。
1ランクアップのコツポ
・パルフェタムールが美しいバイオレットカラーと妖艶な香りを演出し、卵白が全体を滑らかにまとめてくれる
アーモンドリキュール「パルフェタムール」を使った美しい色合いの本格派カクテルです。「卵白」を加えてシェークすることでまろやかな口当たりを演出することも、カクテル作りのテクニックの一つ。優しい甘さが際立ちます。
材料(60ml ※カクテルグラス1杯分)
ドライジン 20ml
パルフェタムール 15ml
レモン果汁 5ml
シロップ 2.5ml
※グラニュー糖(こさじ1/2)で代用可
卵白 1個
氷 4~5個
作り方
1 カクテルシェーカーのパーツ名称確認
写真左から、ボディ、ストレーナー、トップと呼びます。
2 材料をボディに入れる
ドライジン(20ml)、パルフェタムール(15ml)、レモン果汁(5ml)、シロップ(2.5ml)、卵白(1個)、氷(4~5個)をボディに入れます。シロップは「ガムシロップ」でOK、「グラニュー糖」をそのまま使っても代用可能です。我が家では「レモネードシロップ」を使っています。
レモネードシロップの作り方は「まるでカフェの味 家庭で簡単に作れる「レモネードシロップ」 レシピ10」で紹介しています。
3 ストレーナーとトップをセットする
ボディにストレーナーをしっかりとはめ込み、ストレーナーにトップを被せます。
4 シェイカーを握る
左手の中指をボディの底に添えて、人差指と薬指でボディをはさみ、親指でストレーナーをがっちりボディに押し付けます。
右手の人差指と中指と薬指の3本をボディの側面にしっかりと密着させ、親指をトップの上に置いてぎゅっとトップを押し付けます。
5 シェイカーを振る
ストレーナーとトップをしっかりと固定した状態で、シェーカーを胸の手前に横向きに上げて、胸の手前 ⇔ 奥の方向に素早く振って中身を攪拌します。
次にシェーカーをおへその手前に縦向きに降ろして、下 ⇔ 上方向に素早く振って中身を攪拌します。このセットを15回繰り返します。
強く振ることよりも、軽く素早く振ることを意識します。シェイカーのストレーナーをボディに、トップをストレーナーに、それぞれ両手でがっちりと固定することで、中の液体が零れないようにしてシェイクするのがポイントです。
6 グラスに注ぐ
カクテルグラスに泡まで余さず注ぎます。
淡い紫色にほんのりスミレの香りが漂う、上品なカクテルに仕上がりました。
料理に役立つ? ご参考情報
関連レシピ本のご紹介:
『4種のベース酒で楽しむ カクテルBAR』(工房桃庵)
「パルフェタムール」とはフランス語で「完璧な愛」という名前の、スミレやバラ、バニラ、オレンジピール、アーモンドの香味が特徴のリキュールです。「飲む香」水の異名を持ち、美しいバイオレットカラーが特徴で、「ブルームン」や「バイオレットフィズ」など、美しくロマンティックなカクテルのベースとして活用できます。
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