外はこんがりと中はロゼ色にしっとりと焼きあげたたステーキ肉をごはんにたっぷりと乗せて、薬味と出汁を添えた「ステーキのひつまぶし丼」です。
①お肉とご飯をそのままで食べて、②薬味とソースを掛けて食べて、③出汁を注いで食べて、1品で3度楽しめて食べ応え満点です。
1ランクアップのコツ
・ブライン液に漬け込んだ牛肉をこんがりと焼いて斜め削ぎ切りにすることで、しっとり柔らかな食感に仕上がる
コスパのよい「牛肩ロース肉」は焼くと固くなりがちですが、「ブライン液」に漬け込むひと手間で驚くほど柔らかに仕上がります。厚めの肩ロース肉の両面をめいっぱいの強火で焼きつけて、斜めに薄くそぎ切にすることで、外はこんがりと香ばしく中はロゼ色ジューシーなステーキに仕上がります。「ひつまぶし」にすることで、飽きずにおいしくお腹いっぱい食べられます。
材料(3~4名分)
ステーキ
牛肩ロース肉(厚切り) 400g
塩こしょう 適量
オリーブオイル(おおさじ1/2)
マーガリン(おおさじ1/2)
ブライン液
水 100ml
塩 5g(こさじ1弱)
グラニュー糖 5g(こさじ1強)
グレービーソース
洋酒 少々
グラニュー糖 少々
顆粒コンソメ 少々
しょうゆ 少々
薬味
こねぎ 適量
わさび 適量
だし汁
顆粒和風だし こさじ1
水 400ml
作り方
1 牛肉をブライン液に漬け込む
2 こねぎを切る
こねぎ(適量)を輪切りにします。
3 肉に下味を付ける
牛肩ロース肉の水気をキッチンペーパーでふき取り、お肉の両面に塩こしょう(適量)をしっかりと振ります。厚切りなので、しっかりと下味を付けることでちょうどよくなります。白い筋が多くある場合は、包丁で軽く切れ目を入れて筋切りをしておきます。
4 肉を焼く
フライパンを極強火で熱して、オリーブオイルとマーガリンを溶かし、<3>の牛肉を焼いていきます。下面にしっかりと香ばしい焼き目が付いたら、ひっくり返して別面を焼きます。焦げる手前までしっかりと焼き目を付けることがポイントです。
洋酒(少々)を振りかけて香りを付けたら肉を取り出します。
うん、いい感じの焼き目です。
5 ソースを合わせる
極弱火に落として、フライパンにグラニュー糖(少々)、顆粒コンソメ(少々)、しょうゆ(少々)を加えます。水分が少なすぎるようなら水(少々)を足します。軽く煮詰めて肉汁の旨さが濃縮された「グレービーソース」の完成です。
6 だし汁を合わせる
水(400ml)を沸騰させ、顆粒和風だし(こさじ1)を溶かして「だし汁」の完成です。
7 肉を切る
<4>の肉を斜め削ぎ切りにします。なるべく薄く切ることで、固くなりがちな「牛肩ロース肉」も外はカリッと中はやわらかな食感に仕上がります。
8 盛り付け
丼にごはんを盛り、<7>の肉を盛り付けます。別皿に<2>のこねぎ、<5>のソース、わさび、空の茶碗を添えて完成です。
まずは茶碗にごはんとお肉を乗せてそのまま食べて、次にこねぎとソースとわさびを掛けて食べて、最後はだし汁を注いでお茶漬け風でいただきます。
料理に役立つ? ご参考情報
お肉を柔らかくする魔法の「ブライン液」。塩と砂糖の効果により液がじっくりとお肉の中に浸透することで、熱を入れるとパサつきがちなお肉がしっとり柔らかな食感に仕上がります。「鶏のむね肉」「豚肩ロース肉」にもお勧めです。
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