酢飯から手作りした、家庭で簡単に作れる「海鮮ちらし寿司」です。レモン汁を使った子供も食べやすいさわやかな酢飯に具材の漬けマグロとサーモン、アボカドを合わせた、きれいな色のコントラストが食欲をそそります。お刺身を漬けにして使うことでねっとりとした食感になり、臭みを抑えておいしくいただけます。
1ランクアップのコツ
・「刺身の柵」を「塩締め」にすることで、塩の浸透圧の効果で身の余分な水分と臭みが抜け、食感もねっとりとして驚くほどおいしくなる
「レモン汁」と調味料を合わせたベースで作るさわやかな「酢飯」は、お酢が苦手な子供でも食べられる優しい味です。魚介をしょうゆ、みりん、酒を合わせた「漬けだれ」に漬け込んで合わせることで、臭みも抜けておいしくいただけます。
材料(4名分)
具材
マグロ 150~200g(柵 or ぶつ)
ぶり 1柵
アボカド 1個
こねぎ 少々
大葉 4枚
漬けだれ
しょうゆ おおさじ2
みりん おおさじ1
酒 おおさじ1
白いりごま 少々
酢飯
ごはん 2合
レモン汁 おおさじ2
グラニュー糖 こさじ2と1/2
塩 こさじ2/3
昆布 2cm位
作り方
1 漬けだれを合わせて煮切る
小鍋にしょうゆ(おおさじ2)、みりん(おおさじ1)、酒(おおさじ1)を合わせて、煮立たせてアルコールを飛ばします。ボールに移し、白いりごまを加えて粗熱を取ります。
2 すし酢を合わせる
計量カップに塩(こさじ2/3)、グラニュー糖(こさじ2.5)、レモン汁(おおさじ2)を加えてよく混ぜます。2cm位に切った昆布を入れて、冷蔵庫で1時間ほど寝かせます。
3 マグロ、ぶりを切り漬けだれに入れる
マグロ、ぶりを2cm角に切り、漬けだれにしっかりと漬けて、冷蔵庫で1時間ほど寝かせます。漬けにすることで、魚の余分な水分と臭みが抜けて、食感よくおいしく食べられるようになります。
4 ごはんを炊き、すし酢を合わせる
ごはん(2合)を炊き、炊きあがった状態の時にすし酢を2~3回に分けて回し入れ、ざっくりと混ぜ合わせます。大皿に取り、ラップを掛けて粗熱を取ります。
5 酢飯に海鮮を合わせる
酢飯に<3>で漬けた海鮮を乗せ、ざっくりと混ぜ合わせます。漬けだれの方に魚の余分な水分と臭みが抜けますので、漬けだれをあまりご飯に掛けない方がよいです。
6 アボカド、こねぎ、大葉を切り加える
1cm角に切ったアボカドを加えてざっくりと混ぜ、こねぎ、みじん切りにした大葉を散らして完成です。
料理に役立つ? ご参考情報
関連レシピ本のご紹介:
『まいにち食べたい魚料理~老舗寿司屋三代目が教える~』(野本やすゆきさん)
谷中の老舗すし屋「松寿司」の三代目、野本やすゆきさんの料理本です。魚の専門家ならではのおいしくいただくポイントが載っています。
酢飯をマスターとすると、おうち寿司の幅が格段に広がります。よいネタがお値打ちで手に入ると、そのうち自分でお寿司を握りたくなってくる(笑)、と思います。
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