豚ロース肉をこんがりと焼いて「しょうゆ、みりん、しょうが」を合わせた黄金比のたれを絡めただけの、片栗粉や玉ねぎを加えないシンプルな「生姜焼き」。漬け込みいらずで、香ばしく焼けたお肉にたれを絡めることで柔らかく仕上がります。「チューブしょうが」を使うととても簡単に作れます。基本の家庭料理はシンプルが一番おいしいです。
1ランクアップのコツ
・こんがり焼いたお肉に「しょうゆ、みりん、しょうが」を合わせた「黄金比のたれ」を絡めるだけ、後から「たれ」を絡めることでお肉がべちゃっとせずにカリッと柔らかに仕上がる
時短でできて、シンプルな材料と調理法だからこそおいしく出来る作り方をご紹介します。お肉を漬け込まずに「たれ」を焼き上がりに絡めて、香ばしく仕上げるのがポイントです。
材料（3～4名分）
生姜焼き
豚ロース生姜焼き用 8枚
サラダ油 少々
しょうゆ おおさじ2と1/2
みりん おおさじ1と1/2
しょうが 8cm（チューブ）
付け合わせ
きゃべつ 4～5枚
玉ねぎ 1/8個
作り方
1 付け合わせを切る
きゃべつ（4～5枚）を重ね合わせて、軽く丸めた後になるべく細く千切りにします。玉ねぎ（1/8個）を薄切りにして、水に晒して軽く絞ります。
2 しょうがダレを合わせる
しょうゆ（おおさじ2.5）、みりん（おおさじ1.5）、しょうが（8cm（チューブ））を混ぜ合わせておきます。
3 豚肉を焼く
フライパンを強火で熱してサラダ油（少々）をひき、豚肉を並べ入れて焼きます。焼き目が付いたら裏返して両面をこんがりと焼き上げます。フライパンに入りきらない場合は、<2>のしょうがダレを半量づつに分けて2回に分けて焼き上げます。
4 豚肉にタレをからめる
フライパンにしょうがダレを流し込み、ゆすりながら豚肉にタレをからめます。
5 盛り付け
皿にキャベツを盛り、上に玉ねぎを散らします。豚肉を並べてフライパンに残ったタレを掛けて出来上がりです。
お刺身と合わせれば「がっつり系居酒屋メニュー」に。
お刺身盛り合わせの作り方は「塩振りの一手間で鮮度が驚くほど復活 「刺身盛り合わせ」 レシピ21」で紹介しています。
料理に役立つ？ ご参考情報
関連レシピ本のご紹介：
『基本の料理をおいしくする58の法則』（牧田 敬子さん）
基本の料理がおいしくするコツを含めて、たくさん紹介されています。
うん十年前にひとり暮らしを始めて、牧田さんのレシピを参考に最初に自炊したのが今回の「生姜焼き」です。自分で作っておきながら美味しさに感動した覚えがあります。料理に開眼するきっかけになったのですが、一人暮らしを始めて最初に巡り合ったのが牧田さんの「この本」でよかったな、と思っています。料理と人も相性が大事ですね。
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