甘味のある豚の脂と玉ねぎが豚と煮干しの濃厚なダブルスープとよく合う、新潟燕三条の「背脂醤油ラーメン」です。スーパーで背脂を入手するのは難しいので、こんがりと焼いた豚バラ肉の脂身をみじん切りにして加えて、家庭で簡単に背脂チャッチャ系スープの雰囲気を再現しています。体の温まる雪国新潟のラーメンです。
他にもお勧めのレシピをご紹介しています。
家庭で簡単に再現できる「ご当地ラーメン」の作り方は以下を参照ください。
1ランクアップのコツ
・「豚バラ肉」の脂身を細かく刻んで加える一工夫で、家庭で手軽に「背脂スープ」の雰囲気を再現できる
厳密には「背脂」ではありませんが、豚バラ肉の脂身をこんがりと焼いて細かく刻みスープに加えることで「背脂チャッチャラーメン」の味と雰囲気を再現したレシピをご紹介します。
材料(3~4人分)
具材
生麺(太麺) 3~4玉
豚バラスライス 200g
卵 2個
玉ねぎ 1/8個
長ねぎ 適量
スープ
水 900~1,000ml
煮干し 15尾程度
昆布 1/2枚
グラニュー糖 こさじ2
しょうゆ おおさじ4
鶏ガラスープの素 こさじ1と1/2
酒 おおさじ4
レモン汁 こさじ1
しょうが 適量(チューブ)
作り方
1 出汁を水だしする
ボールに水(900~1,000ml)を入れ、煮干し(15尾)と昆布(1/2枚)を加えて1時間付けます。
2 具材を用意する
卵(2個)を一つまみの塩を加えた水に入れ、水から12分茹で半熟玉子を作ります。殻を剥いておきます。玉ねぎ(1/8個)はみじん切りにして水にさらして、絞って水分を切ります。長ねぎは小口切りにします。
3 豚バラ肉を焼く
豚バラ肉をフライパンに敷き、強火で焼き目を付けます。裏返して両面に焼き目を付けたら、弱火に落としてグラニュー糖(こさじ2)、しょうゆ(おおさじ4)を加えてよく絡めます。
4 ゆで卵をタレに絡める
肉を取り出したら、残ったタレにゆで卵を絡めて煮卵風に色と味を付けます。縦半分に切ります。
5 フライパンに残りの調味料を合わせる
残ったタレに鶏ガラスープの素(おおさじ1.5)、酒(おおさじ4)、レモン汁(こさじ1)を加えます。
6 豚の脂身をカットする
<3>の豚バラ肉の脂身部分をカットし、肉部分はチャーシューの代わりの具材にします。脂身部分をなるべく細かくみじん切りにして、スープに加える背脂の代わりにします。
7 水を注いで煮立てる
フライパンに水、煮干し、昆布を入れて火にかけます。沸いたら煮干しと昆布を取り出します。同時進行で鍋に湯を沸かし、麺を茹でます。
8 盛り付け
どんぶりに麺とスープを入れて、豚バラ肉、ゆで卵、長ねぎ、玉ねぎ、脂身、しょうが(チューブ)を乗せて出来上がり。
「チャーハン」と合わせて北国の食堂ランチ風に。
料理に役立つ? ご参考情報
燕三条ラーメンは労働者達が体を温めるために、味を濃く大量の背脂を加える形で発達しました。豚の脂と煮干しのパンチのあるスープに背脂と玉ねぎをたっぷり加えて、本場の雰囲気を楽しんでください。
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