オレンジのさわやかな酸味とカスタードの濃厚な甘さが合わさった、とても贅沢なパイです。パイ生地を買わなくても家庭にある材料で生地を手作りすることができ、オーブンが無くてもトースターで焼くことで、サクッとした生地を簡単に作れます。ぜひ季節のフルーツで挑戦してみてください。
1ランクアップのコツ
・「オーブントースター」が焼き上げたサクサクの「手作りパイ生地」を季節のフルーツでアレンジ
家庭にある材料と調理器具で本格的でおいしい「手作りパイ」を作ることができます。オレンジのさわやかさとカスタードクリームが調和した「オレンジパイ」の作り方をご紹介します。
材料(1枚)
生地
強力粉 100g(1カップ弱)
塩 ひとつまみ
マーガリン 50g(おおさじ3強)
冷水 60cc(おおさじ4)
カスタードクリーム
卵黄 1個
グラニュー糖 おおさじ2
薄力粉 おおさじ1
牛乳(濃いめ) 140ml
コーヒー用のクリーム 1個
バニラエッセンス 適量
具材・調味料
オレンジ 2個
グラニュー糖 おおさじ2
マーガリン 適量
洋酒 こさじ1
作り方
1 生地の材料を冷やす
ボールに強力粉(100g)をふるって入れて、塩(ひとつまみ)を加えて冷蔵庫で冷やします。マーガリン(50g)をクッキングシートの上で1~1.5cm角に切り分け、冷凍庫で20分ほど冷やします。
2 生地を混ぜ合わせる
粉類とマーガリンを合わせて、ヘラ2本でマーガリンを刻むように混ぜ合わせます。たまにヘラでマーガリンをボールの底に押し付けながら混ぜ、最後に両手で粉を揉み合わせるようにして、粉とマーガリンを均等になじませます。
3 生地をまとめる
冷水をおおさじ1づつ、4回に分けて加えながらヘラで生地をまとめていきます。最後に手で軽くこねてひとまとまりにし、ラップで包んで冷蔵庫で1時間おきます。少しやわらかいかなと思うくらいが、焼き上がった時に固くならずに食べやすいです。
4 カスタードクリームのベースを合わせる
耐熱の器に卵黄(1個)、グラニュー糖(おおさじ2)を合わせて、泡だて器で混ぜ合わせます。薄力粉(おおさじ1)を加えて、粉っぽさがなくなるまでよく混ぜ合わせます。
5 ベースを牛乳で伸ばす
<4>のベースに牛乳(140ml)を加えます。最初は少しづつ加え、都度よく混ぜ合わせながら、ベースを完全に液体状にしていきます。最後にコクだしの為に、コーヒー用クリーム(1個)を加えます。
6 加熱してクリーム状にする
ラップをして、電子レンジ(600w)で1分40秒加熱します。取り出して軽く混ぜ合わせ、次に電子レンジ(600w)で50秒加熱します。バニラエッセンスを数滴加えて混ぜたら、粗熱を取って冷蔵庫で冷やします。
7 具材を切る
オレンジ(2個)の皮を包丁でざくざくと剥き、実を横方向にスライスします。
8 生地を伸ばす
クッキングシートの上に強力粉少々を打ち粉して、<3>の生地を手のひらの下側で伸ばし、2つ折りを繰り返して4つ折りにし、再度、手のひらの下側で伸ばし、2つ折りを繰り返して4つ折りにします。麺棒で伸ばして、直径40cmくらいの円形に広げていきます。なるべく薄く伸ばした方が、焼き上がりがクリスピーな感じでおいしく食べられます。
9 生地に具材を乗せる
生地全体にフォークで軽く穴を開けたら、<6>のカスタードクリームをたっぷりと生地の端が3cmくらい余るところまで広げます。<7>のオレンジをカスタードクリームの上に並べていきます。
10 生地をたたんで成形する
余った生地をつまんで同一方向にひだを寄せながら、オレンジの端に軽く掛かるように包んでいきます。
11 味を加える
包み終えたら、グラニュー糖(おおさじ2)をオレンジを中心に端の生地にもかかるように振りかけます。端の生地にマーガリンを塗り、オレンジの上にもマーガリンを落とします。
12 トースターで焼く
トースター弱(500W)で1時間程度焼き上げます。焦げるようであれば、時間を短くしたりアルミホイルを被せて調整します。焼き上がったら取り出して、オレンジをなぞるように洋酒(こさじ1)を振りかけます。
贅沢なデザートが出来上がりました。
料理に役立つ? ご参考情報
関連レシピ本のご紹介:
『はじめてでも絶対失敗しない いちばん作りたいお菓子の本』(小堀 紀代美さん)
基本の焼き菓子の作り方が分かりやすく載っており、入門に最適です。
カスタードと相性のよいフルーツを使えば、色々な「アレンジパイ」が楽しめます。「いちご」「ブルーベリー」「マンゴー」「キウイ」等でおいしいカスタードパイが作れます。
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